追いつめられて 野口を探せ!!
「追いつめられて 野口を探せ!! 」
その企業の野口という担当者に電話でなんとか契約を取り付けようと
している夢。
この野口さん、なんとも煮えきらずも思わせぶりな態度ばかりとる人で
私は全身全霊をこめたセールストークを繰り広げていた。
野口さんに、あー言われれば、こー切りかえし、こー言われれば、あー切りかえし、一歩も引かずにふんばっていた。
この一件さえ、この一件さえとれれば、私は「恐怖の見せしめ最低賃金地獄」から這い上がれるのだと、必死になっていた。
どうにかこうにか契約をとりつけることに成功した私は、在庫確認のため本部に電話を入れた、
しかし、
電話が電話が
いくらかけてもかからんのですわ。
なんでやなんでやって、狂ったようにプッシュボタンを叩いているのに
ウンともスンともいわんのですわ。
なんでやなんでや、なんでやーーーーーーーーーーーーー
というところで目が覚めた。
そんな夢を見るまで追いつめられているのだろうか?
しかも、それは、休憩時間中についうたた寝してしまって、見た夢だった。
半分まだ寝ぼけていて、ふらふらしながら業務に戻った。
それにしてもあの夢の中の、野口って誰?
もしかして、あれは予知夢で、野口という担当者がいる企業に電話をすれば契約が決まるという、思し召しかも!!
せや野口や
きっと野口や
たぶん野口や
野口、野口、野口、野口を探せ!!
とりつかれたように、企業リストの中から野口という名の担当者を探している私がいた。